政府からの約束

中央政府は、バリア・ブンタウ省を日系裾野産業の誘致強化2地域の一つとして指定しました。

北部はハイフォン市、南部はバリア・ブンタウ省。

20111031日、日越両国の首相は、バリア・ブンタウ省及びハイフォン市の2地域において日系企業専用工業団地の開発実施のための覚書を締結しました。

バリア・ブンタウ省は、日系企業専用工業団地としてフーミー3工業団地・ダバク工業団地の開発を進めております。

JICAは、バリア・ブンタウ省の日系専用工業団地建設の為、工業団地や企業調査等の投資環境調査を行ってきました。

バリア・ブンタウ省と川崎市は、両省の友好を強め、バリア・ブンタウ省の円滑な投資環境整備のためMOUを締結しました。

 


川崎省とバリア・ブンタウ省の自民委員会のMOU締結記念写真


日本におけるバリア・ブンタウ省の投資誘致セミナー

 

JETRO:在アジア・オセアニア日系企業活動実態調査2013より、ベトナム全体の現地調達率は32.3%まで上昇しました。南部の進出済み大手日系企業としてTOYOTAベトナム、HONDAベトナム、YAMAHAベトナム、SUZUKIベトナム、CANONPANASONIC, SONYなどがあります。これら大手企業はベトナムの機械、電子などの裾野産業の大きな市場を作り出しています。また、バリア・ブンタウ省は、ホーチミン市やドンナイ省、ビンズオン省などを含む南部重点経済圏に位置しており、大きな消費市場が近くにあります。

 

 

 

石油・天然ガス

バリア・ブンタウ省は海底石油と天然ガスの埋蔵量はそれぞれ15億トンと1m3であり、毎年13001400万トンの原油と6070mの天然ガスを採掘しています。

電力

バリア・ブンタウ省には、8つの発電所があろ、4,000MW以上の総出力と、国内電力生産の中心地であり全国発電量の約16.5%を占めます。

水資源

現在、バリア・ブンタウ省の水供給能力は約180,000 m3/日であり、主要な水源はチーバイ川、ディン川、ライ川となっております。チーバイ川の川底は広くて深い(水深14~16m)ため、海運に大変便利です。工業・農業などの産業用水や生活用水は、ほぼディン川とライ川から供給されています。また、現在のバリア・ブンタウ省の地下水汲み上げ可能量は70,000m3/日となっております。地下水は地下60~90mを流れ、平均容量10~20m3/sと、汲み上げ業務を容易に行うことが出来ます。

 

鉄鋼素材:現在、フーミー1工業団地のVina Kyoei(出資:共英製鋼、ベトナム・スチール、三井物産、伊藤忠丸紅鉄鋼), フーミー2工業団地のPosco, Posco – SS(韓国), Fuco(台湾)、Nippon Steel(株主構成:新日鉄住金、ベトナム・スチール・メタルワンなど), ミースアンA2工業団地のChina Steel Sumikin(出資:新日鉄住金、中国鉄鋼、住友商事など)などで鉄鋼素材が生産されています。

樹脂材料:カイメップ工業団地のPhu My Plastics & Chemicals(日本:ポリ塩化ビニル樹脂)、ロンソン石油工業団地のMien Nam石化工場などで樹脂材料が生産されています。

 

空路

バリア・ブンタウ省からホーチミン市のタンソンニャット国際空港まで車で1時間30分ほどであり、 2020年以降に開港予定のロンタン新国際空港まで30kmと非常に良い立地となっております。また、バリア・ブンタウ省内には、観光旅行客のためのブンタウ・ヘリポートとコンダオ空港の2つの空路があり、ブンタウヘリポートは観光旅行客のために利用され、ブンタウ市-コンダオ島の間で運行されています。コンダオ空港へはホーチミンから飛行機で行くこともできます。

海路


カイメップ・ティバイ港と世界各港を結ぶ海路

カイメップ・チーバイ国際港と世界各港を結ぶ海路

バリア・ブンタウ省にはベトナムを代表するカイメップ・チーバイ国際港があり、べトナム北部のハイフォン港とともにベトナム全土の輸出入中心港として建設されました。現在、国際物流ネットワークの入口として27ヶ所の港湾が稼働しており、年間貨物取扱可能料は約9000万トン(約680TEU)、最大積載量約16DWTの船舶まで受け入れることができます。また、カイメップ・チーバイ国際港は水深1416m、20km以上に及ぶ港湾であり、アメリカ・ヨーロッパ・日本・その主要国への直行便が出入りし、貨物の輸出入を行っております。


カイメップ・ティバイ港と世界各港を結ぶ海路

陸路

バリア・ブンタウ省は多くの国道があり、ホーチミンのみならず近隣地域への交通が非常に便利です。例えば国道51号線はドンナイ省とつながり、国道55号線はベトナム中部とつながり、国道56号線はベトナム中部高原とつながっています。また、ホーチミン市-ドンナイ省ロンタン間の高速道路開通により、ホーチミン市からバリア・ブンタウ省の主要な工業団地まで通勤・輸送時間が約1時間に短縮されました。将来、バリア・ブンタウ省とドンナイ省を結ぶ新たなビエンホア-ブンタウ高速道路(約68km)も建設予定であるため、今後も益々、バリア・ブンタウ省の陸路は利便性を増していきます。

 

 

総人口約106万人のうち、生産年齢人口は約702千人、総人口の約67%を占めています。その生産年齢人口の内、約55%は職業訓練校やその他教育機関にて職業訓練を受講済みです。また、バリア・ブンタウ省には32校の職業訓練機関があり、日系工場勤務で必要とされる5S教育(整理・整頓・清掃・清潔・躾)や日本語を教える教育機関も存在しています。さらに、バリア・ブンタウ省の高校のうち15校では、第2言語として日本語教育が行われています。

居住エリアと娯楽

バリア・ブンタウ省は、治安の安定とともに社会的なインフラが他省に比べ非常に整備されており、外国人投資家や駐在員の方々が居住できる生活水準を満たしています。
 

ホテル:バリア・ブンタウ省には166件のホテルがあります。5つ星ホテルが3件、4つ星ホテルが14件、3つ星ホテルは19件、その内7ヶ所にホテルリゾートが在ります。
 

3つ星アパートSeaview & Lakeside, Ocean View Manor, Phu My Apartment, Petro Tower
 

ショッピングセンター:24件のショッピング施設(モール、デパート、マーケットなど): Imperial PlazaBaseafood Seafood SupermarketHung Phuong Fresh Seafood StoreCo.op Mart Supermarket Ba RiaMetro Vung Tauなど。

 

娯楽:バリア・ブンタウ省では、ビーチ、プール、温泉、ゴルフ場、遊園地、動物園、テニスコート、ジム、釣り堀、海浜公園、山登り、フェスティバル(ドッグレースや凧揚げ、B級グルメ等)、クラブ、カジノ、コンダオ島リゾートなどの数多くの娯楽を楽しむことが出来ます。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
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